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2021/10/12
ベンダーマネジメント
更新 :
2024/2/2
情シスが知っておくべき、サイト制作外注の常識

数年前までは、専門家に依頼しないとホームページやコーポレートサイトを作成するのは至難の技でした。
しかし、現在は色々なサービスが出てきており非エンジニアでも数時間勉強するだけで、サイト制作ができます。
そもそも、サイト制作とは
サイト制作とは、会社を紹介するコーポレートサイトやサービスの売ったりするためのランディングページ、採用に特化したサイトなどの制作のことを指します。他にも会社ブログやオウンドメディア等もサイト制作に分類されます。更に最近では、ECサイトやマッチングサイトなどもサイト制作に分類されることもあります。
余談:サイト制作とアプリ構築
「サイト制作」と分けて、説明されるのが「アプリ構築」です。この辺は、エンジニアからすると分けて理解されており、違いがわかっていないということで度々サイト制作の人がエンジニア感情を逆撫でして炎上することもあります。
私個人の「サイト制作」と「アプリ構築」の差は、テンプレ化されているかいないかの違いかなと感じます。「アプリ構築」をしている人からすると、「サイト制作」の人はテンプレをイジってるだけと感じしてしまい炎上するのが構図なのかなと思います。
サイト制作手法
内製するか外注するかなど誰が作るかもありますが、ここではどう作るかということに焦点をあてて記載しています。
①一から自身で構築
②OSSで構築する
③SaaSを使う
1.一から自身で構築する
一からというとどこからだということもありますが、HTML書いて、CSSでデザインあてて、JavaScriptで動きをつけるところを自身でコーディングし、サーバにデプロイして公開するということを指しています。
VueやReactといったフレームワークを使うか、静的サイトジェネレータのGatsbyを使う、デプロイ先のサーバをどうするかなど考えることを多岐に渡ります。
エンジニアがいないと構築も管理していくのも難しくなる一方、最も自由度があるので、将来的に●●という機能を入れたいなどの場合も柔軟に対応できるがメリットです。
2.CMSで構築
CMSでもっとも有名どころだと、Wordpressです。多くのサイトはWordpressで作成されています。見たことある構成のページだなと思い、Chrome Devloper Tool等でSourceを確認するとだいたいWordpressです。
Wordpress以外にもBlueMonkeyや古くはホームページビルダーもCMSです。CMSの場合はサイト構築手間が少ないという点です。テンプレートが用意されていたり、ブログ機能やブログを執筆する環境が用意されています。また、プラグインでの拡張なども行えることからEC機能をつけたり、ログイン機能をつけたりなどもできます。
一方でサーバの構築等は自身でやることが多いです。X−Serverやロリポップ、GCP、AWSでサーバを立てようという記事をよく見かけますよね。ブログなどの情報で十分対応はできますが、慣れていないと難しい作業でもあります。
3.SaaSを使う
最近だと、サイト制作用のSaaSが色々出てきています。例えば、『STUDIO』は、デジタル庁のサイトでも使われているなど有名な日本のサイト制作SaaSです。その他にも『Wix」、『ペライチ』やペライチに買収された『Wraptas(旧ANotion)』といったNotionをそのままサイトにすることができるサイトもあります。他にもパワポでWebサイトにすることができる『Slideflow』もあります。
SaaSを使うのは、なんと言っても楽な点です。サーバもサイトの構成もボタン、ポチポチでいけます。知識がなくても1日あればサイトを構築して世の中に公開できます。
サイト制作を外注する際の注意点
サイト制作を外注するとなった場合、注意点や気をつけておくべきポイントを整理します。
1.サイト制作料無料の罠に注意
最近では、SaaSやCMSを使うことで簡単にサイト制作を行うことができるようになりました。昔のようにサイト制作自体の価値が下がった、また簡単に参入できるため競合が増えて価格競争が起こっています。
そんな中、「無料でサイト制作します」という会社も出てきました。無料という甘い香りに誘われて制作を依頼すると失敗する可能性が高いです。
無料である理由はサイト制作の保守や運用、もしくは広告代行や他の商剤の売り込みをするためです。
2.外注先はどういった技術要素で構築するのか
どういった技術要素で構築するかは確認しましょう。外注先が構築するから関係ないと思われるかもしれませんが、例えば、内製で管理することになれば、技術要素を持っている人を担当にしなければなりませんし、外注先を返る場合も説明をしたりする必要があります。技術要素によって、将来の対応が変わるのです。特にあまりメジャーではない技術で構築された場合、誰もわからないということになり、制作した外注先に依存する形になってしまいます。
例えばSTUDIOで構築した場合、headタグにmetaタグを埋め込むことができないため、Google Tag Managerの埋め込み手順が通常と異なります。使用した技術で他のツールの制約を受けるためしっかりと理解しておきましょう。
3.外注先の技術力はあるか、特に周辺知識はあるか
外注先の技術力があるかはチェックする必要があります。外注先の実績やポートフォリオを見るとわかるというのも一理ありますが、最近ではそれでは見抜けなくっています。
特に個人のサイト制作を行っている方の技術力を見抜くのは至難の技となっています。というのもプログラミングスクールが流行り、教材を使って制作したものをポートフォリオとして載せるケースが多くあります。それはいいのですが、教材を使ったということは事前にお題や気をつけるポイントなどがすべてお膳立てされた状態でのスタートのためその人の実力を表しているものではありません。
サイトを制作することだけは非常に簡単になりました。しかし、サイト制作には、「ユーザーの心理」「UI/UX」「顧客要望のヒアリング」「SEO」「動線設計」「サーバの知識」等、突き詰めるとたくさんあります。すべてを網羅している必要はありませんが、サイトを構築する以外の周辺領域の技術やスキルについて確認しておくと技術力を知る手がかりにもなります。
サイト制作に関わる業務は他にもたくさん
サイト制作は作って終わりではありません。他にもやるべきことがあります。上げればキリがないですが、代表的なものをかいておきます。社内でやる場合、こういったことを誰がやるのか、外注する場合はサイト制作以外にも以下のような業務も依頼しなくてはいけません。SEO対策やライブラリのアップデート等は定常的に発生するため固定費用的に発生することもあるため事前にシミュレーションをしておきましょう。サイト改善やWebマーケティングの最適化に役立つツールについては、こちらの記事で紹介しています。併せて御覧ください。
- フォーム整備
- アクセス解析
- SEO対策
- Web広告
- タグ埋め込み
- プラグインのバージョンアップ
- プラグインのインストール
- ライブラリやフレームワークのバージョンアップ
情シスのアウトソーシング先としておすすめの企業についても、紹介しています。以下の記事も併せてご覧ください。
サイト制作をはじめ、情シスに関するお悩みの相談も承っております。少しでも興味をお持ちいただいた方は下記からお気軽にご連絡ください!
情シスが知っておくべき、サイト制作外注の常識

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